今が買いの上昇が期待銘柄 8月28日

KLab<3656>
2018年12月期第2四半期(2018年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比46.3%増の159.86億円、営業利益が同31.7%増の25.93億円、経常利益が同18.7%増の25.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.8%増の17.13億円となった。売上高では主に、昨年6月にリリースした、スマートフォン向け対戦型オンラインゲームの「キャプテン翼~たたかえドリームチーム~」が継続して好調に推移したことによるもの。海外売上高では、過去最高の四半期売上高を更新している。

スルガ銀行<8358>
大幅高で600円台を回復してきた。シェアハウス投資に絡む不正融資問題で株価を急落させたが、「短期売買中心の個人投資家資金が前週後半から買い向かう動きをみせている。空売りも高水準で、東証信用倍率も0.89倍と売り長となっており、目先突っ込み警戒感からリバウンドの展開に入った」(国内ネット証券)という。同社株は東証1部銘柄だが、マザーズやジャスダックなどが目先底入れの動きを強めていることで、個人投資家の買い余力の回復を反映する動きとなった。​

ダブル・スコープ<6619>
株価は今月中旬に18年12月期上期(1~6月)の決算発表を受け連続ストップ安となり、2営業日で450円の下げをみせていた。しかし、目先筋の空売りも高水準に積まれており、信用取組は17日申し込み現在の信用倍率が1.2倍台と売り買い拮抗、日証金でも足もとの貸借倍率が1倍を下回り株不足の状態にある。市場では「目先、相場の流れが変わってきた。個人でも大口の著名投資家が先物で踏まされるなど、売り方の撤退が相次ぐ展開となっており、個別株にもこの流れが波及している。​