今が買いの上昇が期待銘柄 10月30日

コマツ <6301>
19年3月期の連結税引き前利益を従来予想の3200億円→3620億円に13.1%上方修正。増益率が9.7%増→24.1%増に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。北米やインドネシアを中心に一般建機と鉱山機械の販売が想定より伸びることが寄与。円安による採算改善なども上振れに貢献する。下期の前提為替レートを1ドル=100円→105円に見直した。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の96円→102円(前期は84円)に増額修正した。予想PERが11.0倍→10.3倍に低下し、割安感が強まった。

タカトリ <6338>
18年9月期の連結経常利益を従来予想の2億円→4.7億円に2.3倍上方修正。従来の38.9%減益予想から一転して39.5%増益見通しとなった。売上高は計画を下回ったものの、生産効率化によるコスト削減や経費抑制などが奏功し、採算が大きく改善した。

IXナレッジ <9753>
19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比67.4%増の4.4億円に拡大して着地。大手通信事業者向けシステム検証や大手飲料事業者向けシステム再構築案件、大手重工業メーカー向け開発案件などの受注が伸びたことが寄与。事業の選択と集中が進み、採算が改善したことも大幅増益に貢献した。
併せて、ジャスダックから本則市場へ市場変更を目指すことを明らかにした。