今が買いの上昇が期待銘柄 10月25日

東急建設 <1720>
19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の87億円→113億円に29.9%上方修正。増益率が11.3%増→44.6%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。売上高は計画を下回ったものの、建設工事の採算が改善したことが上振れの要因となった。

アイピーエス <4390>
19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4億円→6.1億円に54.3%上方修正。増益率が3.9%増→60.3%増に拡大する見通しとなった。円安進行で為替差益が発生したことが利益を大きく押し上げた。フィリピン国内通信事業の黒字化や医療・美容事業で利益率の高い近視矯正手術(レーシック)が好調だったことに加え、人員の適正配置によるコスト削減なども上振れに貢献した。なお、海外通信事業で一部大口案件が下期に延期となったことが響き、売上高は計画未達だった。​


太洋工業 <6663>
18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は1億2200万円の黒字(前年同期は1400万円の赤字)に浮上して着地。アジアを中心にFPC向け外観検査機や通電検査機などの販売が好調だったことが寄与。設備投資の抑制や外注加工の内製化が進み、電子基板事業の採算が改善したことも黒字浮上に貢献した。
通期計画の3600万円をすでに3.4倍も上回っており、業績上振れが確実視される。​

今が買いの上昇が期待銘柄 10月22日

ブロッコリー <2706>
ハピネット <7552> とスマートフォン向けゲーム「マルチポイント×コネクション~稜風学園購買部~」を共同開発する。19年に配信開始する予定。

パルマ <3461>
前期経常を35%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。また、屋内型セルフストレージの設計・施工に特化した建設会社であるトランクシステム工業と資本提携。

農業総合研究所 <3541>
日本郵政キャピタルと資本提携。日本郵政キャピタルは同社筆頭株主のプレンティーから52万5000株(発行済み株式数の12.5%)を取得する。日本郵政グループとの関係強化により、農産物流通システム「農家の直売所」の設置拡大を目指す。

オプティム <3694>
農林水産省が公募した「ドローン等を活用した農地・作物情報の広域収集・可視化及び利活用技術の開発」に採択。農業行政業務改革に向け、佐賀市を含めた7団体と共同で事業を推進する。

ジョルダン <3710>
産業技術総合研究所が茨城県日立市で実施するラストマイル自動走行の実証に参加。将来の自動運転バスサービスの提供を想定した一般市民向けの実証実験を実施する。

今が買いの上昇が期待銘柄 10月19日

ダイハツデ <6023>
19年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→30億円に25.0%上方修正。減益率が22.7%減→3.4%減に縮小する見通しとなった。想定以上の円安による採算改善に加え、為替差損益が好転することが利益を押し上げる。予想PERが14.8倍→11.1倍に低下し、割安感が強まった。

SEHI <9478>
19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.1億円→1.3億円に20.9%上方修正。減益率が25.2%減→9.5%減に縮小する見通しとなった。出版事業における書籍販売や電子書籍、メディア広告事業のほか、IT人材研修事業や投資運用事業の好調が業績上振れの主因。

丸八証券 <8700>
非開示だった19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.4倍の2.7億円に拡大する見通しとなった。外国株式や外国債券の取扱い増加でトレーディング収益が拡大したほか、投資信託の販売手数料が増加したことも業績拡大に貢献した。

今が買いの上昇が期待銘柄 10月16日

<6727> ワコム 
先週末に発表した上半期業績予想の大幅上方修正が好感されている。営業利益は8.3億円の従来予想から27億円に増額修正、スマホやタブレット・ノートPC向けペン・センサーシステムの需要が膨らんでいることが業績上振れの背景。第1四半期は赤字幅が拡大していたことから、想定外の大幅上方修正となる格好に。通期営業利益予想は据え置いているが、保守的との見方が優勢のようだ。

<1407> ウエストHD
19年8月期の営業利益予想を前期比15.4%増の57.39億円と発表している。家庭用、産業用、メガソーラーの既存の顧客に対するO&M(オペレーションアンドメンテナンス)をより一層強化する。18年8月期の営業利益は85.2%増の49.74億円で着地。新規受注増に加え、太陽光発電システムの原価低減で利益率が向上した。同期の年間配当は35.00円(前期実績30.00円)に増配し、19年8月期予想も35.00円とする。

<3627> ネオス
先週末に第2四半期決算を発表、累計営業益は1.9億円で前年同期0.4億円の赤字から収益は大きく改善した。また、通期予想は従来の0.5億円から4億円に大幅上方修正。通信ソリューション事業が好調なほか、新規連結化したジェネシスHDも寄与。下半期にかけてはIoTデバイスの増産も見込まれているようだ。第1四半期好決算から上振れ期待は高かったものの、修正幅の大きさにはサプライズが強いもよう。

 

今が買いの上昇が期待銘柄 10月15日

UUUM <3990> 
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の3.2億円に急拡大して着地。動画広告市場が拡大するなか、再生回数に連動するアドセンス収入やタイアップ広告収入が大きく伸びたことが寄与。所属ユーチューバーのグッズ販売が好調だったことも増益に貢献した。通期計画の8.4億円に対する進捗率は38.7%に達しており、業績上振れが期待される。

古野電 <6814>
19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の38.5億円に急拡大して着地。欧州やアジアを中心に商船市場向け電子機器が伸びたほか、ETC車載器などの販売も好調だった。生産性向上や製品構成の良化に加え、円安による採算改善も大幅増益に貢献した。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の40億円→50億円に25.0%上方修正。増益率が2.2倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。併せて、今期の年間配当を従来計画の10円→17円(前期は10円)に大幅増額修正した。

Gunosy <6047>
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比90.4%増の7.9億円に拡大して着地。積極的な広告投資や機能追加などで「ニュースパス」「ルクラ」の利用者が拡大し、広告収入が伸びたことが寄与。アドネットワークの売上増加に加え、子会社ゲームエイトの好調も増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→27.2億円に8.7%上方修正。増益率が29.1%増→40.4%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 

今が買いの上昇が期待銘柄 10月10日

リソー教育 <4714>
19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比35.0%増の9.7億円に拡大して着地。首都圏サテライト校戦略で個別指導塾「TOMAS」の校舎数が増加したことが寄与。乳幼児向け受験指導などを展開する幼児教育部門の生徒数が伸びたことも増益に大きく貢献した。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→27億円に8.0%上方修正。増益率が16.9%増→26.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

京進 <4735>
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の4.2億円に拡大して着地。主力の学習塾事業で生徒数の増加基調が継続したことが寄与。上期計画の4.8億円に対する進捗率は87.0%に達しており、業績上振れが期待される。
併せて、発行済み株式数の6%にあたる50万株を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。​

エスケーエレ <6677>
18年9月期の連結経常利益を従来予想の31億円→46億円に48.4%上方修正。増益率が86.9%増→2.8倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中国向けに利益率の高い第10.5世代と第11世代用フォトマスクの販売が増加し、採算が大幅に改善したことが寄与。
予想PERが9.9倍→6.6倍に急低下し、割安感が強まった。​

 

今が買いの上昇が期待銘柄 9月12日

<3317> フライングG
ストップ高。株主優待制度を新たに導入すると発表。株式投資の魅力を高め、より多くの株主に中長期的に保有してもらうことなどが目的。対象は3月31日時点の株主で、100-499株で優待券(500円)4枚か自社商品、500-999株で優待券12枚か自社商品、1000株以上で優待券24枚か自社商品を贈る。優待導入が評価され、個人投資家を中心に買い人気を集めている。

 ファーマF <2929>
8年7月期の連結最終利益を従来予想の2億円→3.1億円に56.5%上方修正。増益率が98.0%増→3.1倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。機能性素材事業と通信販売事業の業績が堅調に推移する中、繰延税金資産の追加計上に伴い、税金費用が減少したことが最終利益を押し上げた。

 イチネンHD <9619>
19年3月期の連結最終利益を従来予想の38.6億円→51.6億円に33.7%上方修正。増益率が0.3%増→34.1%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。買収企業の連結化に伴い、負ののれん発生益を計上することが最終利益を押し上げる。業績上振れを踏まえ、今期の年間配当を従来計画の36円→40円(前期は36円)に増額修正した。